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KPI財務管理

中小企業が最初に設定すべき10のKPI

2026-02-162分で読める

KPIが多すぎると逆効果になる

「KPIを設定しよう」と思い立ち、20も30も指標を並べた結果、どれも追いきれず放置してしまう。これは中小企業でよく見られるパターンです。

重要なのは、自社の成長ステージと業種に合った指標を厳選すること。まずは10個以内に絞ることを推奨します。

全業種共通: まず押さえるべき5つ

1. 売上総利益率(粗利率)

売上からどれだけ利益が残るかの基本指標。業種平均と比較して、自社のポジションを把握しましょう。

2. 営業利益率

本業の稼ぐ力を示す指標。販管費の効率性も含めた、事業の収益性を測れます。

3. 月次キャッシュバーン

毎月いくら現金が減っているか。成長投資期であっても、この数字は常に把握しておく必要があります。

4. 売掛金回転日数(DSO)

請求書を出してから入金されるまでの平均日数。長期化はキャッシュフロー悪化の警告サインです。

5. 人件費比率

売上に対する人件費の割合。採用計画や昇給の判断材料として必須です。

業種別: プラスすべき5つ

SaaS/サブスクリプション型

  • MRR(月次経常収益): 成長のベースライン
  • チャーンレート: 解約率。5%以上なら早急に対策が必要
  • LTV/CAC比: 顧客獲得コストに対する生涯価値。3倍以上が目安

製造業

  • 稼働率: 設備の稼働状況。固定費回収の鍵
  • 不良率: 品質管理の基本指標

小売・EC

  • 在庫回転率: 在庫の効率性。デッドストックの早期発見に
  • 顧客単価: アップセル・クロスセルの効果測定
  • リピート率: 既存顧客のロイヤリティ指標

KPI設定のコツ

  1. 週次で確認できる粒度にする(月次だけでは遅い)
  2. 目標値と閾値を設定する(青 / 黄 / 赤の3段階)
  3. アクションに繋がる指標を選ぶ(見て終わりにしない)

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